βーカロチンやリコピンの抗酸化作用がガンのリスクを低下すると言われているニンジンは、アフガニスタンを原産地として世界各国に伝わったようです。
日本へ伝わったのは、16世紀頃で、当時は葉も根も食用とされていて、根だけを一般的に食べるようになったのは、明治時代以降のようです。
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ニンジンの主な栄養成分
βーカロチン含有量の多い野菜の代表であるニンジンには、抗酸化作用にも強いリコピンも含まれているようです。
- ビタミンA
- ビタミンB6
- 葉酸
- カリウム
- 食物繊維
- 糖質
ニンジンの主な効用
ニンジンに含まれるβーカロチン、赤色色素のリコピンが、強力な抗酸化作用を持ち、癌細胞の発生や進行を抑える効果に期待が持たれているようです。
- ガン予防
- 風邪や感染症の予防
- 整腸作用
- 高血圧の予防改善
ニンジンの調理
調理前、流水でスポンジなどを使って表面を丁寧に擦り洗いをすると良いです。
ニンジンのβーカロチンは、皮の下に最も多く含まれていると言われていて、無農薬栽培のニンジンなら、皮は剥かずに調理することが望ましいようです。
生食の時は、すり下ろしで使ったり、せん切りやスティック状のカットでサラダにも利用出来ますね。
煮物、揚げ物、スープ、炒め物など色々な調理に使える食材ですね。
ニンジンの保存
ニンジンの保存は、葉は切り落とし、水気を良く拭き取り、1本ずつペーパータオルなどで包み、ポリ袋に入れ、口を軽く閉じ、葉のつけ根を上にして冷蔵保存で2~3週間、保存出来ます。
切って生のまま、又は、固茹でして水を切り粗熱を取って、冷凍保存袋に入れて、2ヶ月位の冷凍保存期間が有ります。
常温保存でも、1本ずつペーパータオルで包み、葉のつけ根を上にして立てて冷暗所で1週間ぐらいの保存出来ます。
漬け物・煮物など調理に合わせて、輪切り、せん切り、乱切りなどにしてザルに並べて2日ほど天日に干しての保存で、1ヶ月位保つみたいです。
ニンジンへの思い
ニンジンを選ぶときは、葉のつけ根の切り口が小さくて、表面が滑らかでツヤがあり、ヒゲ根が少ないものを選ぶと良いです。
ニンジンに含まれる栄養因子が、白血球を増やして免疫力を高めて、ガンのリスクを低下させることが実証されているようで、『ニンジンはガン予防に効果有り』と共通の認識が持たれているようですので凄いです。
さらに、カリウムは、血圧を安定させる働きがあって、血栓や動脈硬化の予防効果も期待もたれています。
これはもう、感謝して食べる事が一番ですね!