独特のほろ苦さで低下気味の食欲をアップしてくれるというゴーヤーは、原産地が熱帯アジアで中国を経て日本へ入ってきました。
表面にあるイボと独特の強い苦味が特徴有りますね。
Contents
ゴーヤーの主な栄養成分
ゴーヤーの苦味成分は、ククルビタシン類というフラボノイドの一種で食欲を高め、夏バテを防ぐ効用があると期待されています。
ビタミンCを含む量は、ほぼピーマンと同じです。
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンK
- カリウム
- 食物繊維
- 糖質
ゴーヤーの主な効用
ゴーヤーの豊富なビタミンCと苦味成分の相乗効用によって、抗ガン、老化の抑制、動脈硬化の予防に期待が持たれていて、カリウムも多く、高血圧予防にも期待されています。
- ガン予防
- 老化の抑制
- 動脈硬化の予防
- 夏バテ防止
ゴーヤーの調理
表面を流水の中で良く擦り洗いをし、薄くスライスして水に30分ほど浸けてさらしておくと苦みが薄まり農薬が溶け出すようです。
皮の苦味が苦手な人は、塩もみしてさっと熱湯に通すか、直火で炙ると食べやすくなります。
ビタミンCは水溶性なので、食べる直前に下ごしらえをする事で栄養の損失を少しでも無いようにした方が良いようです。
油炒めですと栄養損失が少ないのですが、シャキッとした歯ごたえを残すのでしたら、加熱は手早くした方が良いですね。
ビタミンEを多く含むゴマ、カシューナッツなどと和えるとより老化抑制や美肌づくりに効用が期待出来そうです。
ゴーヤーの保存
ゴーヤーの保存は、1本丸ごと新聞紙で包み、冷暗所常温保存で3~4日保存出来ます。
冷蔵保存の場合は、縦半分に切り、スプーンなどで種と綿を取り除き、ラップでピッチリ包み、野菜室保存で1週間程度保存出来ます。
冷凍保存するには、薄切りにして、塩もみ水洗いをして水気を絞るか、固めに茹でて冷水にさらし、水気を良く拭き取り、冷凍保存袋に入れて急冷凍して1ヶ月位保存出来ます。
種と綿を取り除いたゴーヤーを薄切りにして、ザルに広げた天日干し2日で、保存期間1ヶ月ほど有ります。
ゴーヤーへの思い
ゴーヤーを選ぶときは、緑色が濃くハリとツヤがあり、イボが多く密集していて太さが均一で重みを感じるようなものを選ぶと良いです。
ストレスの軽減にも一役かってくれると言われているゴーヤー、あの独特の苦味が、ちょっと忘れられない味わいになっていますね。
体内の水分バランスを失いやすい夏場にはうってつけの健康野菜ですね。