地中海沿岸地域が原産のブロッコリーは、食品としては、つぼみの状態の花序(花の集団)と茎を使われています。
そのまま収穫せずに栽培を続けると、巨大になった花序(花の集団)に黄色やクリーム色の花が咲くそうです。
花を食用とするキャベツの一種が、イタリアで品種改良され、ブロッコリーとなりました。
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ブロッコリーの主な栄養成分
ブロッコリーは、野菜に含まれるほぼ全てのビタミンを豊富に含んでいるようで、ミネラル、食物繊維も豊富で、抗ガン性物質と言われているスルフォラファンも含まれています。
主な栄養成分として、以下です。
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンC
- ビタミンE
- 食物繊維
- 糖質
ブロッコリーの主な効用
抗ガン性物質も多く含んでいるようで、生活習慣病の予防に効用の期待があるそうです。
- ガン予防
- 老化抑制
- 肥満予防・改善
- 整腸作用
ブロッコリーの調理
茎や花序つぼみは、農薬が残っている事が多いので、小房に切り分けて塩水の中につけて振り洗いすると良いです。
ブロッコリーを切ってから、4~5分放置すると、切ることで活性してミロシナーゼが、抗ガン性物質と言われているスルフォラファンを生み出してくれるようです。
βーカロチンを生かすには、油との組合せの調理が良いです。
下茹でするとビタミンCが損なわれるので、75℃ぐらいで蒸した方が良いみたいです。
ゆっくり加熱で甘みも増しますね。
ブロッコリーの保存
ブロッコリーは、冷蔵庫冷蔵室で、2週間程度の保存期間があるようです。
でも、日が経つと花序のつぼみが開き、栄養素も目減りしてくるので、早めに食べた方がよいです。
花序のつぼみをペーパータオルなどで包み、さらにラップで覆い、ポリ袋を被せて軽く口を縛り、茎を下にして立たせて冷蔵保存すると追熟を促すエチレンガスを防いでくれるので良いとの事です。
小房に分けて、手短に塩茹でして、冷まして水分を抜き取り、小房が重ならないように、冷凍用保存袋に入れて、冷凍保存で、保存期間が1ヶ月位です。
同じように小房に分けて、良く洗い、固茹でして、ザルにひろげて3日間ぐらい天日干しして保存する方法も有ります。
常温でそのまま保存ですと、3日経過でビタミンCが、半分になってしまうと言うデータもあるので注意が必要です。
ブロッコリーへの思い
ブロッコリーは、上部花序の中央部が盛り上がって、花序のつぼみの色が濃く、固くしまっていて、株の切り口がみずみずしいものが、良いです。
ブロッコリーは、抗ガン物質を豊富に含んでいるとの事ですので、健康維持の為にも積極的に食べていきたい食品ですね。
小房に分けて、蒸して、マヨネーズつけて食べるのが、簡単で大好きです。
毎日食べても、何故か本当に飽きないのです。