形は、キュウリに似ていますが、カボチャの仲間でイタリア料理や油調理などと相性が良いズッキーニは、原産地は、明確に特定されていなくて、メキシコの巨大カボチャが祖先種と考えられている様です。
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ズッキーニの主な栄養成分
ズッキーニは、全体的に目立って栄養価値が高い様ではないですが、βーカロチン、ビタミンC・E、カリウムを程よく含んでいます。
- ビタミンA
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンK
- カリウム
- 糖質
ズッキーニの主な効用
油との調理に相性が良くて、βーカロチンの吸収率がアップして、カリウムの効用で高血圧予防の効果に期待が持たれています。
- 高血圧の予防改善
- 老化の抑制
- 疲労回復
- 皮膚・粘膜の保護
ズッキーニの調理
ズッキーニを調理するときは、流水の中で良く擦り洗いをします。
農薬などの心配が有る場合は、さっと茹でると良いです。
オリーブオイルなどの油との調理がビタミンCやカリウムの損失が少なくてすむ調理としてむいていて、煮込み調理でも一度、油で炒めてから調理すると良いです。
新鮮なズッキーニをバター炒めすると甘みやコクが増して美味しいですね。
イタリアでは、開花前に収穫する花付きのズッキーニもポピュラーで、チーズを詰めて衣揚げにする調理が初夏の料理メニューとして良く登場するそうです。
ズッキーニの保存
生のズッキーニを保存する場合は、低温障害を起こさない工夫が保存方法に必要となります。
キッチンペーパーなどで包み、ポリ袋に入れて、野菜室保存で4~5日位の保存です。
冷凍保存する場合は、炒めて小分けにしてラップで包み、1ヶ月位の保存となります。
煮込み調理、カレーに加えて調理するときは、凍ったまま調理に使えますね。
ズッキーニへの思い
ズッキーニを選ぶときは、ヘタの切り口がみずみずしく、太さが均一でツヤが有る物を選ぶと良いです。
ズッキーニに含まれるビタミンKは、血液を凝固される成分として働くようでケガなどの止血に大切な働きに期待出来、又、吸収されたカルシュウムを骨に取り込む助けをしてくれるので骨粗鬆症などの予防にも期待が持たれているようです。