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「食への思い」備忘録▶コーヒーの栄養成分/効用/調理/保存

様々な効用がある古代の薬と言われて、世界で広く飲まれている嗜好品のコーヒーは、いつ頃から人に利用されていたかは、はっきりしていないようですが、「焙煎した豆から抽出したコーヒー」を飲むようになったのは、13世紀以降と見られています。

日本には、18世紀末にオランダ人により、持ち込まれたとの事。

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コーヒーの主な栄養成分

コーヒーの浸出液での主な成分は、下記です。

  • ナイアシン
  • カリウム
  • 糖質

カフェインやポリフェノール成分のタンニン、クロロゲン酸、カフェイン酸も含んでいます。

コーヒーの主な効用

コーヒーの主な効用は、豊富に含まれるカフェインにより、覚醒作用、興奮作用に加え、近頃では、排尿を促す働きで疲労回復効果、脳の血液循環をよくしてアルツハイマーを防ぐ健康脳効果にも期待が持てる事に注目されています。

  • 抗ストレス効用
  • 覚醒効用
  • 利尿効用
  • 抗菌効用

カフェインには、悪酔いの原因であるアセトアルデヒドの分解を促す働きがあり、アルコール性肝機能障害を予防するという報告もあるようです。

又、新鮮なコーヒーに含まれるクロロゲン酸やタンニンには、細胞の老化を防ぐ抗酸化作用があり、生活習慣病の予防としても注目されています。

コーヒーの調理

レギュラーコーヒーの一般的な美味しい香りの楽しめる抽出方法としては、ドリップ式が今では、多く使われています。

中でもハンドドリップなどでは、沸騰したお湯は使わず、落とすときに最後のアクの部分を入れないように注意をすると風味もコクも良い形で美味しく飲めます。
但し、お湯の投入の仕方や粉の扱い、温度なんかに技術がいるので上手、下手が分かれますね。

ドリッパー器にフィルターをセットし、抽出量に見合うコーヒー粉を入れ、沸かし立てのお湯を中心から外に向かって、ゆっくり廻しながら注ぎ、中心が膨れあがった状態を保つようにお湯を注ぎ足すのが、コツとなります。

サイフォン式は沸騰したお湯の中で粉が踊りますし、お湯をくぐった粉を全部出してしまうのでどうしても味が雑になるようです。
その代り、分量さえきっちりしていたらそんなにばらつきなく入れられる様です。

サイフォン式での美味しいコーヒーの入れ方は、

コールドブリュー(水抽出)のコーヒーも香ばしくスッキリな味わいで美味しいですね。

コーヒーの保存

コーヒーは、高温と湿気を避けての保存が大事です。

賞味期限としては、開封しない状態でレギュラーコーヒーで1年、インスタントコーヒーで3年ぐらいあるようですが、手にされたら早めに飲む方が、美味しいと思います。

保存については、インスタントコーヒーは、開栓後は、キャップはしっかり閉めて密閉し、常温の冷暗所で1ヶ月です。

レギュラーコーヒーも保存の時は、完全密封し、冷蔵室で粉で1週間、豆で1ヶ月です。
1杯分づつ、ラップで包んで冷凍用保存袋に入れて、完全密封で冷凍庫で3ヶ月です。

他のニオイが移らないよう密閉しての保存は、必須ですね。

コーヒーへの思い

良いコーヒー豆の条件は、鮮度の良さと豆の大きさ、色の濃さが均一で揃っていることです。

乾燥不良の豆や未成熟豆、割れ豆などが混入していると劣化が早く、味も悪くなります。

1日にマグカップで4~5杯を飲むコーヒー大好き人間の私は、カレーを作るときにルーにも混ぜて調理しています。

Potato
Potato
コーヒー好きですねえ。

最近注目されている効用も大事ですネ。
ほろ苦い味だけでなく、ふくよかな香りも感じて飲むとより一層、旨さが増す思いです。