「マッシュルーム」「ふくろたけ」と並んで世界三大栽培キノコのひとつにされる「シイタケ」は、400年位前に日本で栽培法が開発されたとの事です。
栄養効果の高さの割には、カロリーが低いのでダイエットの食材としてヘルシーに好まれています。
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シイタケの主な栄養成分
ビタミンB1・B2や身体のカルシウム代謝を促進するビタミンDが豊富で、旨味成分のグアニル酸が含まれています。
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンD
- ナイアシン
- 食物繊維
- 糖質
シイタケの主な効用
シイタケに含まれるビタミンDは、カルシウムの吸収を高め、骨の強化に効用が期待されています。
低カロリーで栄養豊富で食物繊維も多いのでダイエット食品としても良いです。
- 骨粗鬆症の予防
- コレステロールの上昇抑制
- ガン予防
- 肥満の防止
シイタケには、抗ガン剤にも使われているレンチナンや抗ウィルス性物質のβーグルカン、老化抑制に良いとされる旨味成分のグアニル酸やグルタミン酸など多くの効用が期待出来る機能性成分が含まれています。
シイタケの調理
シイタケは、基本的に無農薬での育成がほとんどで、根元を切り落とし、ペーパータオルなどで軽く拭く下処理で良いでしょうが、心配なときは、さっと水洗いします。
生シイタケに含まれるエルゴステロールがビタミンDに変わるには、日に当たる事が必要で、調理前に天日干しするとその効用もアップします。
カルシウム豊富な小魚、チーズ、高野豆腐、干しエビなどと調理合わせするとカルシウムの吸収がアップします。
シイタケの保存
シイタケは、常温保存で1~2日位保存出来、冷蔵室での冷蔵保存で1週間位保存出来ます。
天日干しでは、旨味と風味がアップし、ビタミンDが10倍にもなるそうです。
シイタケへの思い
シイタケを選ぶときは、かさの表が茶褐色でかさが開いていないで裏に白い幕が有り、軸の部分が太く、肉厚なものを選ぶと良いです。
シイタケは、ニンジンやブロッコリーなどのβーカロチン豊富な野菜との食べ合わせも美味しいですね。
網焼きしてダイコンおろしと和えて食べたり、バター焼にして食べると香りも楽しめますね。