パプリカの品種を作り、育てたのは、ハンガリーです。
ハンガリーでは、このパプリカが、料理によく使われているそうです。
トウガラシの辛みの持たない栽培品種ですが、肉厚の綺麗なベル形を形成しています。
ピーマンより肉厚で青臭さも少なく、レッド、イエロー、オレンジとカラフルな色合いを持っています。
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パプリカの主な栄養成分
パプリカには、主な栄養成分として、以下があるようです。
- ビタミンA(βーカロチン)
- ビタミンC
- カリウム
パプリカの主な効用
βーカロチン、ビタミンC・Eが多いパプリカは、強い抗酸化作用力をもっているので、健康や美容に様々な効用が期待されているようです。
- ガン予防
- 老化の抑制
- 皮膚・粘膜の保護
- 動脈硬化の予防
赤パプリカやオレンジのパプリカは、カロテノイド系の色素成分を多く含み、ガン予防や動脈硬化の予防に効果があるらしいです。
抗酸化効果のあるビタミンC・Eは、肌を美しく保ったり、目の粘膜を保護する効用も期待されているのですね。
パプリカの調理
パプリカを調理する場合、半分に切って、種とワタをとり、表裏を良く洗い、30秒ほど湯通しをし、水にさらすと農薬も除けるようです。
さらに安心して使う場合、焼いて皮を剥くと良いみたいです。
βーカロチンの吸収率を高めるには、ビタミンEを多く含んでいるオリーブオイルでソテーにしたりすると、パプリカのもつビタミンCの抗酸化作用が、上昇するようです。
又、ローストしたパプリカをオイルに漬けて、マリネにする食べ方も適している。
加熱により、甘みが増して美味しくなるのでいいですね。
割と厚い果肉により、加熱しても、ビタミンCなどの損失が少ない特徴のようです。
パプリカの保存
パプリカは、水気に弱いので、保存する際は、表面の水分を良く拭き取り、ポリ袋に入れ、密封してから、冷蔵庫野菜室に入れると良い。
10日~2週間程度の保存期間です。
冷凍保存する場合は、せん切りなどにしてから、ポリ袋に入れて保存した方がよい。
炒め物調理の時は、そのまま、使えるので時短になりますね。
パプリカへの思い
パプリカを選ぶときは、ヘタがピンとしていて果肉の色ムラがなく、ツヤ、ハリがあるものを選ぶ。
新鮮なパプリカのカラフルな色合いは、野菜の中でも存在感を感じさせてくれますね。
そのまま、キッチンにディスプレイとして、綺麗なので、並べておきたいと思うときがあります。
ちょっとしたキッチンのオシャレかな?!
料理に使うと色の取り合わせが、映え、しかも、栄養の有る食品で、食べて健康維持に努めたいですね。