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「食への思い」備忘録▶ニラの栄養成分/効用/調理/保存

老化防止・ガン予防、スタミナ強化に効用があると言われるニラは、ネギ属に属する多年草で、中国北部からモンゴル・シベリアに原種が自生し、3000年以上前に栽培がされたと考えられています。

薬用として古い歴史を持つ香辛野菜の様です。

Contents

ニラの主な栄養成分

ニラは、食べて身体の中でビタミンAに変わるβーカロチン、ビタミンB2・B6・C・E・Kなどのビタミン類を多く含む優れた緑黄色野菜です。

  • ビタミンA
  • ビタミンB2
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • カリウム
  • 糖質

ニラの主な効用

βーカロチンやビタミン群による効用でガン抑制効果、肌のトラブル改善、さらに、硫化アリルによる滋養強壮の効果も期待されています。

  • ガン予防
  • 美肌効果
  • コレステロールの上昇抑制
  • 血行促進

ニラの調理

ニラは、調理前に茎の下部を1cmほど切り、ボウルに水を張り、水を流しながら5分ほどつけ振り洗いをし、さらに全体を優しく擦り洗いを丁寧に行うと良いです。

ニラの硫化アリルには、レバーに豊富なビタミンB1の吸収率を高める働きがあるので、レバニラ炒めの調理がおなじみですね。

βーカロチンも油と共に摂取すると吸収率が高まります。
おひたしやスープでニラを食べるときもごま油をひとふりするとβーカロチンの効用がアップすると思います。

摂取すると身体を温めて胃腸の機能を整えるので、油との調理が本当に良いようです。

鍋調理でたっぷりニラを入れて頂くのも美味しいですね。

ニラの保存

ニラは、購入後、傷みが早いので、常温保存は避け、根元に水を吸わせ、葉先を出した状態でペーパータオルなどで包み、ポリ袋に入れて軽く口を閉じ、冷蔵室保存で3~4日の保存期間があります。

冷凍保存では、4cm位の長さに切ってザルに入れ、熱湯を掛け水気をきって冷まし、小分けにラップに包んで急速冷凍し、凍ったら冷凍用保存袋に入れて、1ヶ月位の保存が出来ます。

保存袋を利用して、豆板醤を加えた醤油漬け、塩・ごま油でのオイル漬けなどで2週間ぐらい保存出来ます。

5~6cm位の長さのザク切りしてザルに広げ、1~2日位の天日干しで3週間保存出来、汁物の具などに利用出来ます。

ニラへの思い

ニラを選ぶときは、葉先までピンとしていて、ハリ・ツヤが有り、みずみずしく緑色が濃く、肉厚で幅が広いものを選ぶと良いです。

Eggplant
Eggplant
よく「そうめんチャンプルー」でニラ入れて作って食べてるよね。

ニラを食べると疲労回復やスタミナ強化に貢献してくれるようで本当に嬉しい食材です。
身体の体調維持に多いにニラを食べようと思います。