メキシコと中央アメリカ原産のアボカドは、「森のバター」と呼ばれるくらい、脂質が高くて、ねっとりしている感じの果実です。
別名:ワニナシとも言われています。
果実の成熟には、10ヶ月~15ヶ月位掛かります。
果実には、多くの栄養を含むようにするために、枝には、隔年で実をつけるようです。
このコクの有る味わいを生かして、ソース、ディップなどにも使われる事が多いですね。
サラダ、サンドイッチにも良く利用されていますね。


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アボカドの主な栄養成分
アボカドには、主な栄養成分として、以下が有ります。
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンE
- カリウム
- 食物繊維
- 糖質

アボカドの主な効用
脂質に含まれるオレイン酸、ビタミンEは、ガン予防や肌の老化防止などの効果が、期待できるそうです。
さらに、豊富な食物繊維は、高血圧の予防も期待できるようです。
- ガン予防
- 高血圧の予防と改善
- 美肌効果
- コレステロールの上昇抑制


アボカドの調理
調理前にヘタの周辺には、農薬が残りやすいので良く水洗いして、ヘタ周辺1cm位切って使うとより安心出来る。
アボカドの下処理には、こちらも参考に!
熟しても品種により、表皮が緑色のままの物が有りますが、表皮を軽く押して弾力を感じるぐらいが、食べ頃です。
ガン予防や老化の抑制に良いとされるビタミンEは、同じ抗酸化作用をもつビタミンCと合わせると更にその効果が、期待できます。
スライスしたり、クリームペースト状にしたアボカドに、たっぷりレモン果汁を含ませて、色々な調理に添えて見ると良いみたいです。
意外と醤油にも合うので、刺身のようにわさび醤油で食べたり、和風ドレッシングを掛けたサラダでも美味しいですね。


アボカドの保存
アボカドは、熟すまでは、常温保存で、熟したら、冷蔵庫野菜室への保存が良いです。
追熟には、21℃前後が、適温です。
冷蔵庫野菜室へ入れてから、3~4日間位が、保存期間の目安との事。
熟したアボカドは、切ってから、冷凍保存が良いようです。
切って、空気に触れると茶色に変色するので、レモンなどを掛けて変色を抑えることが、出来ます。
アボカド自体は、追熟を促すエチレンガスを良く出す野菜なので、他の野菜などと保存すると影響を受けて、他の野菜が傷むことも有るので注意が必要です。
逆に、ポリ袋などを活用して、キウイフルーツなどと一緒に保存すると、キウイフルーツが通常より早く熟す様ですので、早く食べ頃にする方法になるのでは、と思います。


アボカドへの思い
アボカドを選ぶときは、ヘタがしっかりついていて、ハリとツヤが有る物が良いです。
アボカドの脂質の70%以上を占めるのは、オレイン酸やリノール酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸だそうで、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きを期待されています。
動脈硬化や脳梗塞の予防にも、期待が持てるそうです。
豊富に含むビタミンも造血作用、認知症予防、美肌効果にも期待出来るみたいですね。
こんな効用効果があるアボガドへ本当に感謝ですね。

