ビタミンCや食物繊維が豊富でカロリーが低いのでダイエットにも良いとされるイチゴは、北半球各地で野生イチゴの採集利用が行われていて、古代ローマ時代には既に栽培されていたとの事です。
日本には、江戸時代にオランダ人によって持ち込まれ、一般市民に普及したのは、1800年代で、本格的栽培に取りかかったのは、1872年からです。
数々の品種改良によって、今の美味しいイチゴになってきています。
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イチゴの主な栄養成分
代表的な栄養素は、ビタミンCで粒が大きいイチゴでしたら、4個で1日の推奨摂取量となります。
- ビタミンC
- パントテン酸
- 葉酸
- カリウム
- 食物繊維
- 糖質
イチゴの主な効用
免疫効用を高める働きが期待されているビタミンCの作用で、風邪や肌のトラブル防止に効果があるとされています。ビタミンB群の一種である葉酸とのダブル効用で貧血予防にも効用が期待されています。
- 風邪や感染症の予防
- 貧血の予防改善
- コレステロールの上昇抑制
- 動脈硬化の予防
葉酸は、血液循環系のリスク低減に役立つようで認知症予防にも良いと最近では言われているようです。
イチゴ10個食べると1日の推奨摂取量になるとの事です。
イチゴの調理
イチゴは、水を張ったボウルの中で、水を流しながら5分ほど浸けておきます。
流水でひとつひとつ、指で優しく洗うといいです。
食後のデザートとして生のまま味わうほか、潰してピューレ状にしたり、煮込んでジャム、コンポートとして楽しめる食材ですね。
生で食べるのが、ビタミンCを一番損なわず、良い様ですよ。
ミルクやヨーグルトと合わせてカルシウムを補う食べ方も良くされていますね。
イチゴの保存
イチゴは、すぐ食べずに保存するときは、水分は避けて洗わず、パックのまま冷蔵室で保存しても良いが、イチゴ同士が触れあっている部分から傷むようなので、別容器に重なり合わないように保存するのが理想です。
冷蔵保存で1週間ぐらいです。
冷凍保存する場合は、水洗いして水気を良く取り、ヘタを取って、冷凍保存袋に入れて、1ヶ月位の保存が出来ますが、「甘さ」がなくなるので、冷凍保存袋に入れる前に砂糖をまぶしておくと良いです。
砂糖を加えて煮詰め、ジャムにして冷蔵保存で1~2ヶ月位です。
薄く切って2日ほどの天日干しで2週間ぐらいの保存が効き、甘みがアップして濃厚な味わいとなるようです。
イチゴへの思い
ヘタがピンとしていて、ヘタの近くまで色づいているのが良く、さらに鮮やかな赤でツブツブが綺麗なものが良いです。
生で頂くのが最高に美味しいですね。