日本では、1500年ほどの栽培の歴史を持っているが、江戸幕末頃から、品種改良がされ、現在のように歯ごたえや味が良いキュウリは、食べると優れた利尿作用で身体のむくみの解消が期待されているようです。
夏が旬の野菜でしたが、今は、ハウス栽培の普及で1年中手に入れる事が出来ますね。
Contents
キュウリの主な栄養成分
水分が、95%以上と多く、余分なナトリウムの一部を排出するカリウムを比較的多く含んでいます。
- ビタミンC
- ビタミンK
- カリウム
- 銅
- 糖質
キュウリの主な効用
ナトリウムを排出させるカリウムの働きにより、利尿を促し、腎臓の機能をサポートしてくれる効用が期待されています。
身体のむくみ、疲労の解消にも繋がっていくようです。
- ガン予防
- 高血圧の予防改善
- 疲労回復
- 腎臓疾患予防
キュウリの調理
キュウリは、まず表面を流水で良く洗います。
まな板の上で塩を掛けて板ずり転がしをし、塩を洗い流すと青緑色も増し、農薬も落としてくれます。
良く作られるキュウリのぬか漬けは、栄養面でのメリットも多いようです。
糠床に含まれるビタミンB1・B6が、元来含まれていないキュウリに浸透し、乳酸菌の効用も加わって疲労回復に効果を発揮してくれるそうです。
*但し、塩分の摂り過ぎには、注意が必要ですね。
塩を掛けて板ずり転がし、青緑色も増したキュウリを沸騰した湯にくぐらせ、冷水に入れてサラダや酢の物での調理も多いです。
キュウリの保存
キュウリは、表面の水気を良く拭き取り、1本ずつペーパータオルで包み、ポリ袋に入れて軽く口を閉じ、ヘタを上にして、野菜室保存で1週間ぐらいの保存期間が有ります。冷やしすぎには、注意との事。
冷凍保存する場合は、薄い小口切りにして、塩をふり、軽く揉み、さっと水洗いして、水気を絞り、小分けにラップで包み、金属トレイなどに載せて急冷・・・凍ったら冷凍保存袋に入れると良いです。
2~3週間の保存が出来るみたいです。
ピクルスやぬか漬けにしての保存もありますね。
又、斜め切りなどしてザルに2日ほど干すと青臭さが抜けて、1ヶ月位保存出来、汁物や炒め物に調理出来ます。
キュウリへの思い
太さが均一で、青緑色が鮮やかでハリとツヤがあり、触ると痛いくらいのトゲがあるキュウリを選ぶと良いです。
新鮮なキュウリのシャキシャキとした食感、本当にいいですね!
さっぱり生のキュウリを味噌とかマヨネーズをつけて食べるのもいいですが、キュウリのぬか漬けは、やっぱり欠かせませんね。