果実

「食への思い」備忘録▶パイナップルの栄養成分/効用/調理/保存

肉料理の胃もたれや胸やけを予防すると言われているパイナップルは、熱帯アメリカ原産で食品として正式名称は、「パインアップル」だそうです。

日本では、1830年東京小笠原諸島:父島に初めて植えられたとの事。

パイナップルには、タンパク質分解酵素のプロメラインが含まれ、これが肉類の動物性タンパク質の消化を助け、胃もたれや胸やけの症状を予防してくれると期待されています。

Potato
Potato
肉料理に良く添えられているね!

Contents

パイナップルの主な栄養成分

果実としては、多くのビタミンB1を含み、ビタミンC、酸味成分のクエン酸、タンパク質分解酵素のプロメラインを含んでいます。

  • ビタミンB1
  • ビタミンB6
  • ビタミンC
  • カリウム
  • 食物繊維
  • 糖質

パイナップルの主な効用

ビタミンCとクエン酸との相乗効果で疲労回復、美肌作りに効果が期待されていて、腸を掃除する不溶性食物繊維が多いことから、便秘の予防効果も期待されているようです。

  • 疲労回復
  • 整腸作用
  • 美肌効果
  • 老化の防止
Banana
Banana
疲労回復に良さそう!

パイナップルの調理

パイナップルは、葉の先がピンと立っていて、果実下部底の中心がキレイでカビていないものを選ぶと良いです。

酢豚、豚肉ロースト、スペアリブのパイナップルソースなどに使われ、豚肉との相性は良いとされていて、味が良くなるだけでなく、含まれるタンパク質分解酵素のプロメラインが肉質を柔らかくする効果もあるようです。

鉄の吸収を高めるビタミンCも豊富なので、ホウレンソウや小松菜と一緒にミキサー調理でのミックスジュースもいいみたいですね。

パイナップルの保存

保存は、冷蔵庫野菜室で逆さまに立てて保存すると甘味が全体に廻りやすいようです。
これは、知らなかった事でしたので、今度、パイナップルを食べるときは、まず、その様に保存してから、熟すのを待って食べてみます。

パイナップルへの思い

パイナップルの果実皮下の方が黄色っぽく変わり、甘い香りが漂う様になると完熟のサインです。

未熟な果肉を食べると、消化不良でお腹を下したり、多量な酸やシュウ酸カルシウムで舌がピリピリとして荒れることもあるようです。

Banana
Banana
良く熟してから、食べてねッ!