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「食への思い」備忘録▶長ネギの栄養成分/効用/調理/保存

硫化アリルの効用で身体の血液がサラサラになると期待されている長ネギは、原産地を中国西部・中央アジアとなっていて、日本では、古くから味噌汁、冷奴、蕎麦・うどんの薬味として調理に使われてきました。

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長ネギの主な栄養成分

長ネギの緑色部分には、βーカロチン、ビタミンC、カリウムなどの栄養素を含み、白い部分には硫化アリルを多く含みます。

  • ビタミンB6
  • ビタミンC
  • 葉酸
  • カリウム
  • 食物繊維
  • 糖質

長ネギの主な効用

長ネギに含まれる硫化アリルは、特有の強い香り成分で、この内のアリシンは、ビタミンB1の吸収を助け、糖の代謝を円滑にする働きがあると言われています。

  • 血行促進
  • ガン予防
  • 高血圧の予防改善
  • 便秘の予防改善

長ネギの調理

長ネギが出荷される時は、外皮は剥いてありますが、気になる時は、外皮を剥いて流水で良く洗うと良いです。
薬味に利用するときは、刻んだ後水に少しさらすと安心出来ると思います。

長ネギに豊富に含まれる硫化アリルとビタミンB群は、水溶性なので長く水にさらすとその効用も薄れます。

生で刻んで暫く空気に触れさせてから使うと優れた薬効効用が期待出来るみたいです。

加熱すると甘みが増し、鍋・汁物での調理、焼いてからのマリネにする調理が美味しそうです。

食べ合わせでは、ビタミンB1を多く含む豚肉やウナギ、鴨肉、大豆、鶏レバーなどが良いです。

長ネギの保存

長ネギの保存は、ポリ袋に入れたままですと蒸れて傷みやすくなります。
根の泥付きですと常温の冷暗所で立てて保存して、1ヶ月位の保存が出来ます。

冷蔵保存の場合は、立てて保存したいので、その長さに切ってラップでしっかり包み、1週間位保存出来ます。

冷凍保存する場合は、生の状態で調理に使う目的に応じてカットし、小分けにしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて1ヶ月位保存出来ます。

斜め切り、小口切りなどにして、ザルに載せ天日干しで表裏ひっくり返すように3日位すると生より甘みが増して1ヶ月位保存出来ます。

長ネギへの思い

長ネギは、葉先の緑色が鮮やかで白い部分は太さ均一のものを選ぶと良いです。

色々な調理に使えて栄養も豊富で長ネギは、いいですね!

Banana
Banana
味噌汁の具に最高です!

疲労回復や冷え性の改善に持続的な効用もあるみたいでさらに、ビタミン類によるガンや動脈硬化の予防にも効用が期待されていて凄い食品です。

民間療法で風邪やしもやけの外用薬として欠かせない野菜だそうです。